概要・沿革
概要
医療法人菊一会鶴ヶ島池ノ台病院は、1988年4月、当初45床の地域密着型の外科・内科系病院としてスタートし、以来、職員一同、“迅速かつ正確な診断と誠実な医療を実践することをモットーに努力を致して参りました。
その後、社会情勢の変化と地域ニーズにより、1998年4月、医療型長期療養病床70床を開設致しました。
現在は、一般病床20床と医療型長期療養病床70床の混合型病院として地域医療の一端を担っております。
検査設備は、高分解能4列CT装置はじめ経鼻内視鏡や大腸ファイバー、カラードップラーエコー、DSA装置等先端機器を有し、必要に応じて埼玉医科大学病院と迅速なる病病連携を図り、何時でも患者さんが最も適切なる高度先端医療が受けられる様な体制に成っております。消化器、内分必疾患(糖尿病、乳腺、甲状腺)、循環器、呼吸器、泌尿器、肛門科等を得意分野とし、当院は年間150例以上の「がん患者」の診断精度を誇って居りますが、今後は、医療制度や社会保障制度、疾病構造の変化に伴い、末期がん患者の為の緩和ケアー病棟などの開設に努力する積もりです。
沿革
院長は、7歳の頃、不運にも急性糸球体腎炎に罹患し、小学校1年生の3学期より小学2年生の殆どの期間、国立相模原病院への長期入院を余儀なくされました。
腎炎の病状は重く、昭和30年当時の医学では、病因論・治療法さえも不明確でしたが、多くの医師や看護職員のお世話により、安静と減塩食にて一命を取り留めました。
後年長じて医師に成り、医科大学教職勤務を経た後、一臨床医として医療の原点に戻り、地域密着型の医療を志し、現在の地に小さな病院を開設致しました。
スタッフ
病院受付医療事務員一同
当院の事務長および受付スタッフです。皆様のご要望にお応え出来るように職員一同努力致しますので宜しくお願い申し上げます。
当院外来診療スタッフ
当院で長く外来を担当している看護婦長以下看護師の皆さんと看護助手です。皆心が優しく採血や注射の技術は抜群です。不明な点は何なりと申し出て下さい。私たちは患者さんのために働きます。よろしく。
薬剤師:加藤さんと上村さん
当院では、【院外処方】と致して居りますが、薬剤師が二人居りますので、お薬に対する患者さんの質問や疑問に対し、懇切丁寧にお答え致して居りますので、お気軽にお声を掛けて下さい。
レントゲン技師
当院の有能なレントゲン技師宮原さん、小原さん、および臨床検査技師の富田さん、西岡さん、大島さんです。皆さん方は、既にベテランですので、ご安心下さい。
主な設備
フジノン経鼻内視鏡装置
FTS EPX-4400
“胃カメラ検査は、苦しくて辛い”との一般常識を、この経鼻内視鏡は大きく変えました。“ゲーと云わない”内視鏡ですので、どうぞ安心して気楽に胃カメラ検査を受けて下さい。当院では、埼玉県下でも最も早くよりこの機種導入を図り、既に3,000人を超える患者さん方から評価を戴いております。
東芝社製
透視台Winscope6000この透視台は胃・大腸の透視を始めDSAが可能です。DSAとは、静脈に僅かの造影剤を注入し、動脈撮影を行うことです。閉塞性動脈硬化症、動脈瘤などの診断が可能です。
エコー診断装置 TOSHIBA
Nemio SSD-550A
エコー診断は、患者さんにとり全く害が無く、得られる情報は極めて多く、臨床の場では無くては成らない装置です。心臓の弁の動きや血流状態始め体の実質臓器のほぼ全てに渡り、検査可能です。ただし、検査には、経験が重要ですが、当院には、有能な検査技師が3人居りますので、安心してお任せ下さい。
高分解能4列CT
(TOSHIBA:Asteion Super 4 Edition)
同じCT装置で有りましても、機種によりその分解能は大きく異なります。小さな肺がん病変や脳血管病変に至るまで、全身の検査を素早く行うことが可能です。当院では、早くよりこの機種を導入し、臨床の場で大いに活躍しております。